哲学

柳心照智流の哲学は稽古によって誠の人を育成して世の中に貢献する事です。

日本では古来より文武の習得によって世の役に立つ人材を育成することが行われてきました。

当流の稽古は「立合の素振り」「居合の素振り」「居合」「木刀術」「立合の組太刀」「居合の組太刀」「試し斬り」「斬り合いの稽古」を行います。

練度に応じてまた稽古内容によって居合刀や木刀、袋竹刀などいろいろな道具を使い分けますが、本来は真剣を使用しての稽古が基本です。

稽古の目標として、第1に上げられるのが「丹田を創る」事です。

2には「体の使い方」を習得することです。

丹田が活用され、体幹部の陰陽の働きを習得し、無駄な力が抜けた状態を保つことができれば精神の状態が最良の状態になります。

真剣を使用する緊張感をも克服して「不動心・平常心」が体得できます。

3として様々な形の稽古は、体のさばきや運剣の方法、相手の動きに対応するためのものです。

そして、当流の稽古は

①   適度な体力があって、安定した心の状態が維持できる

②   正しい判断によって決断能力に優れた

③   状況に対し的確に対応できる能力を持った

「健康で明るく、凜々しさと笑顔を持った若人」を育成すること、を目的としています。

河端師が常日頃、門人に対して諭される言葉を紹介しておきます。

「道場内での稽古に熟練するだけではいけません。習得したことを実生活で活かしてください。そのまま使えば門番、一番上手くいっても200石取りの将軍家の剣術指南役。あなたの仕事に柳心照智流を応用してください。そして広く世の中に貢献してください」